以前からブログで、あなたはお客さんに対して先生になるべきだというお話をしています。
なんでも知っていて、その分野に関することならどんな悩みも解決してあげられて、生徒からとても信頼されている先生です。
もう少し硬い言葉でいうなら「権威」ですね。
見込み客やお客さんに信頼してもらうには、「権威」付けが必要になります。
権威というと、お医者さんを思い浮かべやすいでしょうか。
お医者さんにたいして、誰もが「先生、先生」と呼び、尊敬もされます。
勉強して国家資格とっているし、6年も大学行ってるし、人の命を助けるという使命感も持っている。
さらにお金持ちというのも、日本人の場合、ある意味「権威」と受け取られますね。
お医者さんから、「あなたの食生活では、将来確実に成人病になりますよ」と、言われたらまず信じますよね。
それは「権威」があって、みんなから信じてもらえているからです。
あなたもビジネスをしていく上で、こういう「権威」を身にまとう必要があります。
そうならないと、信じてもらえない=買ってもらえないからです。
「権威」なんてむりでしょ?
「いや、無理でしょ。それは」と、思いますか?もし、思うならそれはなぜでしょう?
「自分には知識も経験も少ないし、稼げてもいない。自慢できるような資格もないし」
確かに医師や弁護士などの国家資格だけでなく、民間の資格でさえも、持っているだけで世間がなんとなく先生と認めやすいですよね。
でも、資格取らないと先生と呼ばれないんでしょうか。
例えば経営コンサルタントは、別に中小企業診断士を取らなくても先生と呼ばれます。
なぜだかわかりますか?
冒頭に答えが書いてあります。
経営コンサルタントを例に言い換えると、
経営に関してなんでも知っていて、その分野に関することならどんな悩みも解決してあげられて、社長からとても信頼されている先生です
という具合です。
「でも、それは知識も必要だし、豊富な経験とか、実績とかも必要でしょ。やっぱ最初からは無理です」
そうですね、知識だけは頑張れば何とかなりそうですけど、経験と実績は最初は難しいですよね。
でも、こんなエピソードを聞いてあなたはどう思いますか。
プロフェッショナルであるということ
私がサラーマン1年生の時の話です。
営業で、ある得意先に主力製品の宣伝で訪問した時のことです。
10年以上も担当していた先輩がとても信頼を得ていた先です。
その先輩から引き継ぎを受け、その日が人生で初めての単独での営業活動です。
通された会議室で社長をまっている間にも、手が震えて、のどが乾き、心臓はバクバクです。
社長が入ってきたので、すかさず立ち上がり挨拶した後、一通りの説明を終えました。
すると社長から質問が出ました、
「今度、別の会社からBという製品が出るのは知ってるよね。君のところの製品とどう違うのか教えてもらえますか?」
いろいろと知っている範囲で回答しましたが、どうも自分でも上手く伝えられていない感じがしたので
最後に、
「すみません。説明が下手で、あまり上手くご理解いただけなかったかもしれません。入社して間もないので。。。」
と、こちらが言い切る前に、社長が急に怒り出しました。
「入社して間もない?そんなのわかってるよ。だからどうした。お前はプロじゃないのか!!もう良い、帰れ!!!」
もの凄い剣幕で怒られました。
私は何も言えずに、その場を逃げるように立ち去りました。
後日上司と一緒にその社長のところに訪問すると、
その社長は、開口一番、
「いや〜、この間は突然怒りだしてすまなかったね。でもね、こっちも真剣にやっているんだ。君も新人だろうがなんだろうが、プロとして対応してくれないならうちには必要ないということなんだ」
と、説明してくれました。
知識や経験が足りないことで、自信がないことを「新人だから」ということで自分に言い訳していたんですよね。
しかし、相手から見たら、あなたはお金をもらってその仕事をしているんだから、経験があろうとなかろうとプロじゃなきゃいけないんですよね。
「権威」と認めてもらう方法
でもどうやってプロであること、その分野の「権威」であることを認めてもらえればいいのでしょう。
ブログアフィリエイターとしてできること
例えば以下の様な、方法があります。
勤勉さをアピールする
毎日、毎日、同じ時間に必ずブログ記事を更新する。
付加価値をつける
販売者の販売ページに書いてあること以外の情報を加える。ライバル製品が何を言っているのか、それに対してアフィリエイトしている商品のメリットはどこにあるのかなど比較して情報を提供する。時間をかけて、より多くの情報を伝えてあげることが付加価値につながります。
自信を持った表現をする
~と思います。
~かもしれません。
多分~
などは極力使わない。必ず断言する。
知識はコツコツと蓄えていく
読書も必要ですが、付加価値のところでも書いたように調べることによって、そのつど身につけていきましょう。
情報はどんどん更新していく
どんな情報にアンテナを貼っておくべきかは、いつもよく考えて意識しておく。
そうすれば必要な情報が自然と耳や目に飛び込んできます。
人間の能力を信じましょう。
権威を難しく考え過ぎない
こんな事で本当に権威と思ってもらえるのかと不安に思うかもしれません。
でも、あなたが思うほど多くの見込み客は、その分野のことをあまり詳しくは知りません。
もし、あなたより深い知識を持っている人が来たとしても、あなたのところから商品は買わないだけです。あなたはそういう人を相手にする必要はありません。
それ以外の人から買ってもらえれば良いだけです。
だいぶ長くなってしまいました。
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